『感謝カンゲキ牛タンに幸あれ! / 初音ミク』を作った感想

日記・雑記

こんにちは、ネギシャワーPです。


本日『感謝カンゲキ牛タンに幸あれ!』のフルバージョンMVを公開しました!ぜひご視聴ください。


そして今回も感想文を作文したので、よかったら読んでいってください。

感想文

やはり牛タンこそ至高です。実を言うと、ネギシャワーPが息をするように作曲できるのは「ヨコ乗り系のコードループ曲」と「牛タン系ソング」の2つの曲調のみです。その日、後者の牛タンソングの新曲を作ってみたい気分の中、ちょうどniconicoで「無色透名祭」の開催が告知されていました。まさに棚から牛タン。なので、それに向けてこの曲のショートバージョンを公開しました。


投稿祭が終了したあと、「フルコーラスのバージョンで作ってみても面白そうだな」っていう想いが日に日に増していき、その想いは願いを象り、心の牛タンの馳せるがままにmidiを打ち込み始めました。やはり牛タンこそ至高です

サウンドについて

牛タンソングの世界観はいつも「焼肉を楽しんでいるミクさん」のイメージで制作しています。焼肉って身近なフェスティバルみたいなものじゃないですか。だから、サウンドも明るく騒がしい感じで決めていきました。


そして今回はフル版としての展開で、「2番はBメロを抜く」ことをやりたかったのでやってみました。いつも2番を作るときは1番のアレンジをコピペしてばかりでしたが、この曲ではフルバージョンを作る意義を迫られていた気がしたので、それに呼応するように2番以降の展開を組み直しました。


話は逸れますが、なんか近頃は邦楽・洋楽・ボカロともに「全編サビ」みたいな展開の曲が多い印象です。
私もそういう曲(特にゲーム音楽やクラシック)を聴いて育った層なのでマジ歓迎です。ただ、自分がボカロ曲を作るときはJ-POPとしての体裁を最低限保ちたい気持ちもあり、更に、ミクさんの歌声に合うボカロらしい世界観を彩りたい気持ちもあり、その3つの狭間を縫って作曲をするのがマイブームになっています。


ちなみに、今回のアレンジではエレキギターを使いませんでした。これは音域の面での理由があります。よくミックスはお弁当箱に例えられるのですが、今回で言うとピアノ・ラッパ・ベースを既に打ち込み済みだったので、弁当箱はパンパンに詰まっていました。なので、エレキギターを差し込む余地がないじゃんってなり、おもむろにギターとピックを元の場所に戻しました。残念。また機会があればエレキギターをレコーディングしたいです。

歌詞について

1番の歌詞は「日常と牛タンをなんとか結びつけてやろう」という意思を感じます。なので、フル版の作詞をする際もこれに倣って進めていきました。


やはり牛タンこそ至高です「牛タン」という言葉は本当に語感が良いと感じます。どんなメロディにも乗せやすく、ミクさんの声にとてもマッチしています。
ただ、あんまり「牛タン」で歌詞を埋めてしまうと、他の牛タンソングと区別がつかなくなってしまうので、その辺の色分けに関しては慎重になっています。


それでも、今回の曲では29回「牛タン」という単語が出現します。おそらく今までで一番牛タンを連呼している曲になりました。この楽曲のテーマは「感謝」なので、感謝を伝える相手である牛タンを呼びかける回数が多くなるのはある種必然と言えます。


逆に、今度牛タンソングを作るときは、「牛タン」の単語をいっさい使わずに作詞作曲してみたいです。

ミクさんの調声について

この曲ではサビのメロディをいつもと比べて低めにしているので、ミクさんの調声でもDYN値とGEN値のオートメーションを積極的に書きました


昔は「ピッチカーブを描くこと」にほぼ全てのパワーを使っていました。しかし最近では面倒くさがらずに他のパラメータをいじったりノートを分割したりする調声をやり始めました。
このまま続けていけば、なんか面白そうなアプローチを編み出すことができそうな予感です。引き続き頑張りたいです。

イラスト、動画について

イラストは青井ゆいさんに描いていただきました。以前、Twitterで『泡沫未来』のファンアートを拝見して、「いつか機会があれば依頼したい」と思っていました。そして今回、青井さんのポップでかわいいタッチがこの楽曲にピッタリだと思い依頼させていただきました。

私は「牛タンを食べてるミクさんを描いてください」というザックリとした要望しか伝えず、他は全部お任せしてしまったのですが、めちゃくちゃ素敵な牛タンイラストに仕上げてくれました(私が昔描いた牛さん2種も青井さんのアイディアでイラスト内に入れてもらいました)。この場を借りて感謝申し上げます。


動画は今回も私が制作しました。この美味しそうな牛タンのイラストを見つめながら作っていたので、制作中はずっとお腹が鳴っていました。また牛タンを食べに行きたいです。

最後に

この曲を作った感想ですが、めっちゃ楽しかったです。
私の中では「ミクさん=牛タン好き」のイメージが定着しそうなくらい、楽曲内でミクさんに牛タンを食べさせまくっています。言うまでもありませんが、ネギシャワーPも牛タンが好きなので、こういう曲を作るのも最高に楽しく思います。


そして今回の牛タンテーマは「感謝」です。先日、マジカルミライで開催されたクリエイターズマーケットという音楽即売会に参加して、ネギシャワーPの心は感謝の気持ちがあふれて爆発しました。この想いを牛タンにぶつけてみれば、実際、フルバージョン制作はサウンドも歌詞も滞りなく進めることができました。やはり牛タンこそ至高です


意外に思ったのは、クリエイターズマーケットでは「牛タン系」「ハイペックPC系」の曲が好きだと言ってくれた方々も結構いたことです。なので、今後もそういう曲を定期的に作っていきたいです。


――――――
以上です。
今後ともよろしくお願いします。

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