ボカロP、2023年の活動を振り返る感想文を作文しました!

日記・雑記

こんにちは、ネギシャワーPです。
2023年ももう終わりです。

今年も1年に公開した楽曲MVをまとめたXFDを作ってみました。
ぜひ見ていってください。
(今年はこれに加えて初音ミク公式チャンネルより『インビテーション!』も公開されました)



2023年の主な活動は以下の通りです。

制作したボカロ楽曲


リリースしたCD


サークル参加した即売会

2/4~5 「SNOW MIKU 2023」クリエイターズマーケット
2/19 「THE VOC@LOiD M@STER50」
4/29~30 「THE VOC@LOiD 超 M@STER51」
6/3~4 「プロセカクリエイターズフェスタ2023」クリエイターズマーケット
7/26 「THE VOC@LOiD M@STER52」
8/11~13 「マジカルミライ 2023」OSAKA会場 クリエイターズマーケット
9/1~3 「マジカルミライ 2023」TOKYO会場 クリエイターズマーケット
11/19 「THE VOC@LOiD M@STER53」


参加&お手伝いさせていただいた企画等



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ということで、今年も「1年間の活動まとめ感想文」を書きました!
よかったら読んでいってください!


早速どうぞ!

上半期(1月~6月)の振り返り

2023年はまず「マジカルミライ楽曲コンテスト」への応募楽曲を作ることを起点に全てを始めていきました。去年の準GP曲『未完のストーリー』制作では一夜漬けで無理やり完成させたことが唯一の心残りだったので、今年の応募曲『スターライト・アルフィーネ』では1か月近く時間をかけて制作しました。結果は採用されなかったのですが、個人的には「時間をかけて作曲する」意味合いを多く掴めたので最高に印象に残っています。楽曲自体もクオリティの面では一つの到達点なのだと思っていて、この曲をキッカケに他のボカロPの人々から感想やアドバイスも頂けたので、その側面から振り返ってみても印象深いです。
もちろん採用されなかった事実に対してめっちゃ衝撃を受けまくっていました。ただ、そんな中でクリプトンの方からマジカルミライ2013メモリアルソング制作のお話を頂けて、『インビテーション!』制作を開始する前には単に気持ちを切り替えて集中して完成させることができました。ここまで完成度を高められたのは当然、CHRISさんが描いた2013年のメインビジュアルがあったからこそだと思っているので、改めてこの場を借りて感謝を!





2月に開催された「SNOW MIKU 2023」クリエイターズマーケットと、6月に開催されたプロセカCF2023もめっちゃ印象に残っています。どちらとも会場は人生で始めて行った場所だったので、即売会ついでの観光気分も含めて楽しい思い出ばかりが脳内を駆け巡ります。上半期では上記2つに加えて「THE VOC@LOiD M@STER50」「THE VOC@LOiD 超 M@STER51」にもサークル参加しました。イベント当日にお会いした人々に改めて感謝申し上げたいです。


下半期(7月~12月)の振り返り

下半期はマジミラ2023のクリエイターズマーケットに向けて全てを放出するつもりで入場しました。というのも、今年のマジミラで即売会のサークル初参加からちょうど1年だったからです。個人的に、というかボカロPとして2022年のマジミラ即売会に参加してから大きく変わったのは「聴いてくれる人々」を強く意識するようになったところです。イベントで実際にリスナーやボカロPの人々と会ったとき、本当に実在していたのかと心底驚きました。それ以前までは、ボカロP活動を始めとするインターネットへの全ては仮想現実という印象に過ぎず、ひどく自分勝手で無責任な言動ばかりを繰り返していました。当然、そういう現実とは真逆の楽しさを享受できるのがネットの利点の一つでもあるのですが、プロセカNEXTとマジミラ準グランプリに受賞してからは「責任」という言葉をしきりに発するようになり、だからこそその思いで臨んだマジミラ10thの即売会から1年経った今年のマジミラに大きな感情を持たせていました(流れが全部一直線かつ一辺倒ですみません)。

このクリエイターズマーケットに合わせてリリースしたフルアルバム「How was your day?」は初音ミクさん以外のボーカルにも歌ってもらった曲を収録したのもあり、2023年の活動の集大成と言っても過言ではないほど賑やかな世界観に仕上げられたと自負しています。


マジカルミライ大阪会場も人生初の場所だったので、観光も最高に楽しかったです。本場のタコ焼きパワーでクリエイターズマーケットを駆け抜けられました。



そして下半期は楽曲『sing along』がソニコン「初音ミク Happy 16th Birthday賞」を受賞しました。

上の記事でも書きましたが、この楽曲コンテストはかなり即興的に飛び入り参加しました。『sing along』を爆速で完成させて応募させたあとになってようやく、ミクさん16周年が今年だけであることをなんだか重く感じるようになり、マジで参加できてよかったと思えました。実際に受賞できたのでただそう言えるだけなのだと思いますが、感情の面で述べるならもっと単純です。
16周年への想いとしては、16周年公式サイトにメッセージを送らせていただけたことも含めて表現できていたと感じています。ただ、やっぱり作曲という一番得意なことでも祝福できたことが本当に嬉しかったです。
『sing along』は今年のマジカルミライ会場の一部BGMや渋谷センター街の街頭広告などでも楽曲を流していただけました。特に渋谷の街頭広告が流れた後でのマジミラ東京会場では、渋谷で聴いたのをキッカケに初めて楽曲を知ったリスナーがめっちゃスペースに来てくれて、ミクさん16周年の注目度の高さを改めて実感しました。


そして、下半期は人生で初めてコンピレーションアルバムに参加させていただきました。「MAGICAL HOUSE*」という同人サークルからリリースされたコンピアルバム「かくしごと」にミクさんと重音さんの新曲『グッドハート』が収録されています。


今年はマジカルミライさえ越えれば後は何でもよかった気持ちでいたのですが、このアルバムに参加したことをキッカケに、新たなモチベーションがめっちゃあふれてきて、その勢いで2023年を駆け抜けることになりました。


今年の抱負の反省

実を言うと、今年の初めに2023年の抱負ブログ記事で並べ立てていたので、こちらも振り返っていきたいと思います。

・抱負その1:音楽理論書を一周以上読む
→マジで失念していました。今年は1ページすら読んでいないと思います。その代わりと言ってはなんですが、今年はボカロ調声に関する雑誌を熟読したり、小説や文学作品についてはそこそこ数多く読めました。


・抱負その2:マジカルミライ楽曲コンテストに応募してグランプリを頂く
→頂けませんでした。ただ、これについても今年は『インビテーション!』や『sing along』の実績があって、それらが精神的に大きく覆っている状態でした。採用されなかったこと自体に意味を持たせるつもりは微塵もないけれど、来年は来年で良い結果を得られると思っています。


・抱負その3:3rdフルアルバムを作る
→作れました。楽曲のサウンドクオリティも比較的安定してきたので、更に加速させるようにCD制作を続けていきたいと思いました。


・抱負その4:ミクさんに喋ってもらう動画or楽曲を作る
→これも失念していましたが、マジで僥倖だったのがCHRISさんからお話をいただいてナレーション制作をすることができたことです。なのでこの抱負は達成したことにしましょう。


・抱負その5:新たなボカロを迎えてデュエット曲を作る
→作れました。特に今年は『シークレット・アイリス』を皮切りにめっちゃデュエット曲を作っていました。KAITOさん、重音テトSVさん、鏡音リン・鏡音レンさん、春日部つむぎβさんの歌声を新たに楽曲に取り入れました。おかげでミクさんの調声のほうもどんどん表現の幅が広がっています。来年は新しくバーチャルシンガーを迎える予定はありませんが、この調子で積み重ねていきたいです。


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こうやって抱負を振り返ってみれば来年の課題も浮き彫りになります。
2024年は「音楽理論」と「マジミラ楽曲コンテスト」の2つがメインの活動テーマになり得ます。



全体の感想

今年は初音ミク16周年であること、そして「マジカルミライ2013」10周年であることが重なっていて、どちらとも私とミクさんの楽曲で関わらせていただくことができてこれ以上にないほどに光栄です。最高に短絡的ですが奇跡が繋がっているんじゃないかって思いたくなります。
そして過去最多の即売会参加、3枚の新作CDリリース、これらも合わせれば2023年は人生で最も充実した1年だったのだと確信しています。


去年はなんか「活動バランス」という曖昧な概念を必要以上に気にしていて慎重に動きすぎたと思います。ただ逆に今年は行動ばかりが先んじていて制作スケジュールの歯車が歪んでしまいました。これについても反省しながら来年を歩み出したいと思います。霞がかった過去の展望も、増長してばかりの希望的観測も、結局は未来へ丸投げしていることに変わりはないので、来年も出来ることを出来るだけやっていきたいです。


ということで、2023年にさよならを!みんなに感謝を!
来年もよろしくお願いします!



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