こんにちは、ネギシャワーPです。
今回、嬉しいご報告があります!
なんと、『初音ミク「マジカルミライ 10th Anniversary」楽曲コンテスト』にて、
私とミクさんで作った曲『未完のストーリー』が準グランプリに選ばれました!!
準グランプリ採用のお知らせをいただきたとき、溶けてしまいそうなほどの喜びでした!
(手足が1時間ずっとピリピリしていたくらい嬉しかったです)
この場をお借りして、採用担当者の方々に深く感謝いたします。
今回、あらためて公式の結果発表を拝見して、これが揺るがない現実だと実感したとき、果てしない感動と感謝で魂は震えるばかりでした。人目を憚らず、延々とローリングガッツポーズをしていました。もう情緒がめちゃくちゃです。
今現在は心身ともに落ち着いていますので、せっかくの機会ですから、楽曲『未完のストーリー』についてのお話、それと今回の感想を書きました。
お時間のあるときに読んでいってください。
『未完のストーリー / 初音ミク』について
この曲は、マジカルミライで演奏されることを想定していたので、ライブ映えしそうなエレクトロ系のサウンドにしようと考えていました。
そこで、エレクトロはエレクトロでも「ピアノをメインに使ったおもしろエレクトロサウンド」にしようと思い立ちました。単純に言えばキメラ系(私の中では”残響の花“系)の、絶対値高めの寄せ集め、アラカルトなアレンジ・展開を第一として考えて組んでいきました。
しかし、大体のサウンドテーマを決めた時点で、すでに応募締切24時間前になっていて、最高に冷や汗ダラダラでした。
歌詞については、夜通しの作曲で薄れていく意識の中、やはり最後に残るのは純粋な気持ちだけなのでしょう、私はひとえに「ミクさんに歌っていてほしい言葉」ばかりを繋いで作詞しました(2番以外)。
結局、楽曲が暫定的に完成したのは締切当日の早朝だったので、余裕を持って最終調整ができて、ちゃんと応募することもできました。
グランプリ作品『Loading Memories』について
「圧巻」の一言に尽きます。メロディ、アレンジ、展開、歌詞ともに「これが受賞しなきゃ嘘だ」と思ってしまうほどに、私はもう惚れました。
作者のせきこみごはん(Twitter)さんはプロセカNEXTの『ラストスコア』で知りました。初めてこの曲を聴いた際、独特なメロディセンスとストリングスのアレンジが印象強く、魅力を感じていました。
今回のグランプリ作品も似たような、いやそれ以上の衝撃を覚えました。複雑なメロディ・譜割りなのだけれどポップでもあり、ストリングスが響くオーケストラとマッチしていて、聴くヒトを惹きつけるパワーがすごいです。持ってかれます。こういう必然性を生み出すバランス力は凄まじいなと言うほかありません。
それと、『未完のストーリー』以外の受賞作も全て聴きました。
グランプリ・準グランプリ作も含め、私がこの記事でそれぞれの作品について感情や言葉を爆発させるのも野暮なので、また今度、別記事として書こうと思います。
とにかく、まずみなさんには曲を聴いていただきたいです。
初音ミク公式ブログのページより、各受賞作品のリンクへ飛べます。まだ聴いていないヒトは是非お聴きください。
今回の感想
今回、生まれて初めてマジカルミライの楽曲コンテストに参加しました。去年『泡沫未来』がプロセカに採用されたとき、「次はマジカルミライだ」と心に決めていたので、参加する心理的ハードルは低かった一方、作曲中の緊張感は鬼高かったです。
そうして完成した『未完のストーリー』が準グランプリに選ばれたことは本当に喜ばしいことです。プロセカNEXTのときもそうでしたが「作曲を続けていて本当に良かった」と、今はそればっかり思っています。
これは作曲の趣味に限る話じゃありませんが、「やめる理由」なんざ周りを見渡せばいくらでも転がっているじゃないですか。裏を返せば、「どの場所、どのタイミングでもやめられる」からこそ、その活動はある種どこまでも軽薄で気楽なものであり、だからこそ、ただひたすらに「続ける理由」を探し求め、大切に抱こうとすることは、これもひどく必然的な反作用なのだと思います。
そういう思いが根本的な動機と相まって『未完のストーリー』を完成させられたのだったとしたら、やっぱりなんか良かったと思えます。
この楽曲でグランプリを獲得できなかったことは非常に心残りではありますが、反省点は多くとも落ち込んだりは一切しておりません。現時点で出せる最大限のパワーを放出できて、そして準グランプリを獲得できて、私は上機嫌の極みです。
来年も喜び勇んでマジカルミライの楽曲コンテストに応募する自分が容易に見えます。
しかし人間、いつ奈落の底に落ちてもおかしくはないので、驕り高ぶらず、今まで以上に気を引き締めて活動を続けていきたいと思います。
ただ、いたずらに踏ん反り返ったりもしませんが、過剰に謙遜・卑下するつもりもありません。そうするべきフェーズに、今私は立っているのだと感じます。
最後に
あらためまして、『未完のストーリー』を採用してくれたクリプトンさんと、日頃から私とミクさんの楽曲動画を視聴してくれている方々、同じ目線で語り合ってくれるボカロPやリスナーの方々、共に作品を制作してくれるクリエイターの方々、そして初音ミクさんに、心より感謝を申し上げたいです。今回のようなキッカケがないと、気恥ずかしくて真面目にもなれず、いつも戯けてしまうのですが、感謝の気持ちをただ忘れていないことだけは、このブログでアピっておきたいです。
支えてくれているんだな、と私は強くそう感じます。これからも作曲を楽しむ中で、みんなの思いに少しでも報いることができるのなら、それより最高の未来はありません。
以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
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