2022年の夏です。日記&雑記を書きます。

日記・雑記

(画像はV4Xミクさんです)


こんにちは、ネギシャワーPです。
2022年はもう半分以上過ぎ去って、夏休み真っ只中です。


最近はあまりブログ記事を書けていなかったので、ひどく半端な節目ではあるのですが、久しぶりに近況雑記を書いてみようと思い立ちました。


早速どうぞ!

近況雑記 | CD制作について

ここしばらくはクリエイターズマーケットという音楽即売イベントに向けてCD制作を進めています。

[TOKYO]クリエイターズマーケット|初音ミク「マジカルミライ」10th Anniversary
創作で繋がる初音ミクたちのライブ&企画展!開催10年目の節目となる「マジカルミライ」は【OSAKA】【TOKYO】【SAPPORO】の3会場で実施!




私は9月初旬開催の東京会場(幕張メッセ)だけの参加なので、時間的に余裕があるかと思ったら、意外とスケジュールをギチギチに詰めないと間に合わないことに気がつきました。
それに気づいたのは先週あたり。肝がヒエヒエになり、顔面蒼白の昼下がり、とにかく「CDだけは早めに発注しておかねばならぬ」と凄まじい限りの焦りの中、しかし一周回って冷静になり、「今日から丁寧かつ素早く制作すればいいだけじゃん」と、むしろ安心と慢心に溢れるばかりでした。

こういうふうに書くと、情緒がぐちゃぐちゃに絡まったスパゲティ人間、それが自分でいいのかと悩んでしまいがちですが、なんてことはないのです。主語をめちゃデカくして考えてみると、人類は皆矛盾した感情を抱えながら生きているじゃないですか。だから、たとえ自分がそうであろうと納得できるというものです。


話を戻します。

「CDを作るぜ!」と意気込むままに、早速走り出してみれば、壁に激突するのです。
それは、ジャケットや歌詞カードなどの印刷データを「illustrator」というソフトウェアで拵えなければならないことです。これが私にとって最低最高に面倒くさい壁でした。この「illustrator」というAdobeさんのソフト、彼が修羅への道を舗装していると言っても過言ではありません。


使ったことのないソフトウェアで作業しなければならないのはマジで苦労します。さながら「知らん言語の国に放り出された気分」です。よくわからない用語や初見の概念、組み合わせ、それら一つ一つを紐解くのにめっちゃ体力を持っていかれます。


ただ本当は、なにをしても鈍臭い私にその原因があるだけで、ソフトウェア自体に全く非はありません。申し訳ありませんAdobeさん。だからこそ、「這いつくばってでも」と息巻くのは、ある意味必然だとも思うのです。


1stアルバムはそういう感じで制作していきました。まあ作業中は最初から最後までハテナマークが全身を漂っていたのだけれど、なんとかカタチにすることは出来ました。


そして今回制作する2ndCDアルバム「unfinished」は、1st制作の経験があったので、「前回よりかは上手くいくだろう」といった楽観だけをいたずらに咲かせていました。というか実際、なにも支障なく制作を進めることができました
illustratorを使う上での、文字や図形の配置等の基本操作は自然とこなせるようになっていて、動物で言えば赤ちゃんレベルの動き程度なら出来るようになっていました。
そして2ndのジャケットはからながれさんに描いていただきました(KARENTのストリーミング版と同じです)。やはり良いジャケットイラストがあると、CDアルバムとしてもグッと引き締まる感じがあります。
そういったこと全部をひっくるめて「順調だな」と思い胸を撫で下ろす一方、まだ実際に頒布するCD見本を確認できているわけではないので、気は緩められません。


今後もし印刷データに致命的なミスが見つかり、当日までに修正が間に合わなかったら、一緒に泣いてください。

ミクさんの調声記事を考える

最近ふと思い出しました。このブログの紹介文で「ミクさんの調声記事を書きたい!」みたいなことを言っていたのですが、ブログ開設当時から今まで、一度もボカロ調声記事を書いていないことを。


これに関しては言い訳の余地すらありません。「言葉で説明するの面倒くさいなー」って思ってずっと記事を書いていなかっただけです。


しかし、SNSのメッセージ等でボカロ調声の質問をいただくことがあって、そのヒトたちにはちゃんと面倒くさがらずに言葉で説明できていたのです。
だから、ブログ記事として書こうとしないのはやはり怠惰でしかないと最近になって気づきました。


そう思っていた矢先、サウンド&レコーディング・マガジンという音楽雑誌の最新号で「ボカロPによる調声テクニック」の特集が組まれていて、「マジ超タイムリーじゃん!」と勝手にテンション上がっていました。
この記事では、有名ボカロPたちが自身のボカロ調声について丁寧に解説してくれています。

Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2022年9月号 (表紙&巻頭インタビュー:くじら) | サウンド&レコーディング・マガジン編集部 |本 | 通販 | Amazon
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今日、一通り特集を読んでみたのだけれど、本当に参考になることばかりが書いてあって首がちぎれました。この特集に書かれていることを実践した曲はもうすでに作り始めてしまっているくらい、ボカロ調声の奥深さにマジ執心です。


そういうわけで、私も「ネギシャワーPによる調声テクニック」みたいな記事を書こうと思います(めちゃくちゃ烏滸がましいので、実際にこのタイトルのままにはしません)。この雑誌の特集をもっと熟読し参考にして、みんなに見せられるくらいの記事を書こうと思います。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうこざいます。
「せっかく自分のホームページを持っているのだから、ブログを更新しておかないともったいない」という気持ちで今回この日記を書いてみました。こうやって言葉を重ねてみるのは久々で、心の中が整理されたような清々しさです。


ちなみに、pixivFANBOXではこのブログよりもユルい近況雑記を量産しまくっています。気が向いたらチェックしてみてください。

加賀(ネギシャワーP)|pixivFANBOX
こんにちは、ネギシャワーPです。 ボカロP・作曲家です。 2016年より、ネット上で活動を開始しました。楽曲は主に初音ミクさんに歌ってもらっています。




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以上です。

今年もまた異様に暑くなってきたので、どうか体調だけには気をつけてください。
今後ともよろしくお願いします。

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