『予測不可能なミライ / 初音ミク』を作った感想

日記・雑記

今日公開した曲です。第20回プロセカNEXT応募楽曲です。
ぜひお聴きください!


そして今回も作曲の感想文を書いたので、よかったら読んでいってください。

感想文

第20回プロセカNEXTのテーマが「EDM」であるのを見たときに、最近はEDMを作曲していないことを思い出しました。EDMとは、私の中ではブリッジ→(インストの)ドロップの展開があれば全てそう呼んでいて、今回はその条件を中心にして打ち込みを始めました。

サウンドについて

一言に「EDM」と言っても、やはりサウンド面においてはドロップ(J-POPで言うところのサビ)で最もやかましくなる or 静かになるのが王道的だと感じたので、今回は前者のパターンを起点に展開を作りました。


あと、最初は全編通して王道だけの「ザ・EDM」みたいな展開にしようと思っていたのですが、どうせなら本業の方々が顔をしかめるくらいの遊びを盛り込みたいと思い、ラップパートを追加しました。後述しますが、青井ゆいさんのイラストの影響も大きいです。


そして今回は去年のソニコンの賞金で買ったwavesバンドルのエフェクターやEDM用のサンプルパックをめっちゃ使うことを意識しました。wavesに関してはDoublerを試しに触ってみたのですが、最高に音の広がりが良くてびっくりしました。この曲ではドロップとラップパートで使っています。


歌詞について

歌詞は短絡的に括れば「頑張れば未来は分からないよ」って言っているだけです。ただ、予測不可能という単語をポジティブなイメージで描きたい想いが初期衝動なので、テーマはそれに寄せました。


EDM=ポジティブという方程式は昔から持っていて、「その印象を与えているものは具体的に何か」を想像して言葉を集め、それを旋律に乗るように書き換えて歌詞を完成させました。
改めて歌詞を見返すと、やはりめっちゃ抽象的なことを並べ立てていると感じます。でもこのバランスもミクさんの曲っぽいと思うので、今後もこのまま進んでいきたいです。


ミクさんの調声について

ミクさんの調声は、人間の歌い方に近づけるほど、表現の幅を増やすほど、真剣さを帯びる歌い方になります(あくまで私の手癖では)。ジャンルによるのでしょうが、この曲ではもっとポップな歌い方が理想だったので、昔の自作曲の調声も参考にして歌ってもらいました。

昔の調声は超スピード重視で制作したが故に、粗削りなだけで重くなく、上手くまとまっていたと思います。
そういうわけで、今回はそこの部分を吸収しました。常に全力の獅子の如く制作するのも最高に楽しいですが、肩肘張らず作るのも悪くない選択肢で面白かったと思いました。


イラスト、動画について

今回、イラストは青井ゆいさんに描いていただきました!
楽曲がワンコーラスだけ出来ている時点でラフを拝見したのですが、かっこよくてポップな世界観にマジで衝撃を受けました。なので、楽曲ももっとクオリティを詰めるように意識が向き、ラップパートを差し込むアイデアが浮かびました。この場を借りて感謝の念を送りたいです!


動画は自分で制作しました。キャラは全身を描いていただいたので、カメラワークもダイナミックな動きを多めに取り入れ、シンプルに場面転換を重ねて完成させました。最近は動画制作も比較的自由な発想で進められているので、このまま調子を上げていきたいです。


最後に

この曲を作った感想ですが、マジで楽しかったです。特にEDMの作曲は終始ノリノリで制作できるところが好きです。

そしてこの楽曲は「一緒に作ろう!第20回楽曲コンテストプロセカNEXT」に応募します。
この楽曲コンテストへの作曲に対しては大まかなコンセプトがあって、それは「楽曲の完成度を高める」ことです。今まで約100曲以上オリジナル曲を作曲してきたので、最近はクオリティを充分に詰めたその先を更にもう一歩進むことが精神的な道標になっています。そこから実際に具体的な行動に移して、この楽曲コンテストで回収していけたら最高に面白くなると思うので、今年はその方向でも楽しんでいきたいです。


みんなもこの楽曲を気に入っていただけたら嬉しいです。


―――――――
以上です。
今後ともよろしくお願いします。


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