ボカロP、2022年を振り返る感想文を書きました

日記・雑記

こんにちは、ネギシャワーPです。
2022年ももう終わりです。


今年も1年に公開した楽曲をまとめたXFDを作ってみました。
ぜひ見ていってください。



ということで、今年も「1年間の活動まとめ感想文」を書きました!
よかったら読んでいってください!


早速どうぞ!


上半期(1月~6月)の振り返り

2022年はまずマジカルミライの楽曲コンテストに応募すること自体が大きな目的になっていました。
応募曲『未完のストーリー』の制作に関しては、スケジュール管理が杜撰すぎて結局一夜漬けで作ることになってしまいました。
夏休みの宿題を最終日にやる子供と全く同じです。ただ「応募すること」だけを目標にしていたので、なんとか形にすることに集中できて、応募期限にも間に合いました。
「ここで応募できなきゃ絶対一生後悔する!」っていう気持ちばかりは渦巻いていて、それが開き直りのやけくそ精神を生んでくれたのだと思います。
とはいっても全部結果論でしかありません。運良く良い楽曲が完成して準グランプリをいただけたので、遡って制作過程さえも肯定できてしまうだけです。
でもやっぱり、準グランプリをいただけたのは心の底から嬉しかったです。後述しますが即売会に参加するきっかけにもなったので、マジで『未完のストーリー』の制作は強く印象に残っています。



あと、今年の初めからはイラストレーターの方に楽曲の一枚絵制作を積極的に依頼することを目標にしていました。
「作曲だけに集中していたい」って想いがデカい芯としてあって、今年は苦手なイラスト制作を得意なヒトに全部任せることを念頭に置いていました。
完全に他力本願の極みですが、私の想像と表現力の範疇を大きく超えた魅力を持っているのはやはり私以外の人間なので、依頼するのがむしろ当然とすら思うようになりました。卑下と畏敬の狭間です。
自分でミクさんの絵を描くのは、時々でいいです。去年は「動画のクオリティなんざ度外視でいくぜ!」って感じでほぼ全部自分で作っていました。なんだか懐かしく思います。


上半期は初めてのCD制作にも挑戦して、リスナーの人間からの要望を今年でようやく回収できた達成感があります。
特に歌詞カードのデータを作るのが最高に難航して発狂寸前でした。マジで暗中模索で踠くフェーズから抜け出せず、久々に魂が痺れました。
こんな感じで年に一度くらいは「ゼロからの全く新しい経験」をしておくのもアリだなと思いました。


6月にはKARENTにて2ndアルバム「unfinished」のサブスク配信もしました。
このアルバムは前作に続き「パーティ」のような賑やかさもあり、シリアスな雰囲気もあり、個人的に好みな世界観です。
今年の作曲はこのアルバムに影響を受けている側面もあります。めっちゃオススメのアルバムなのでこの記事を読んでいる人々もぜひお聴きください。

unfinished / 加賀(ネギシャワーP) | KARENT
世界最大規模のボカロ楽曲レーベル『KARENT』のunfinished / 加賀(ネギシャワーP)ページ


下半期(7月~12月)の振り返り

下半期は何と言っても即売会にサークル参加し始めたのがデカいなと思います。
まず、マジカルミライ10thのクリエイターズマーケットの案内が来たとき、「せっかく今年の楽曲コンテストで採用されたのだから、めっちゃ参加してみたい」という気持ちが爆発しました。
それに、他のボカロPに「いつか即売会でお話ししましょう」と言ってもらえたことも大きな動機です。

ただ、初めての即売会参加なので、何を準備すればいいのかほとんど分からない状態でした。
なので、即売会経験のあるボカロPの人々に質問しまくり、基礎的なところから丁寧に教えてもらいました。
そのおかげで超順調に準備を進めることができて、当日もだいぶ余裕を持って臨むことができました。
今でもマジで感謝を述べるには言葉が足りません。本当にありがとうございます。


ボーマス49にも参加し、リスナー、ボカロP、イラストレーターの人々と直接話すことができて、割と不思議な気分が先行しましたが、とても嬉しかったです。
ネットでしかネギシャワーを名乗る機会がなかったので、リアルの即売会での経験は未知の暴風雨でした。
「やっぱり画面の向こうにはヒトが存在するのだな」と実感して、得も言われぬ感動を覚えました。
今年はマジで即売会参加に挑戦してよかったと思っています。


そしてミニアルバム「牛タン・ザ・ベストも制作しました。
牛タンソングは去年から作り続けています。「今年は丑年で、牛と言ったら牛タンっしょ」っていう軽い気持ちでミクさんに歌わせてみたのが全ての始まりです。
それで実際に作曲してみたら非常に作りやすいテーマだということに気づいて、そこから牛タンソングの物語は加速していきます。
今年である程度牛タンソングが溜まってきたので、一つの区切りとしてこのミニアルバムを制作することにしました。
ただ、これで終わりではありません。牛タンは永遠なので、これからもちょくちょく作っていきたいと思います。

牛タン・ザ・ベスト - 加賀(ネギシャワーP) - BOOTH
牛タンソングオンリーの牛タンアルバムです! 未発表曲1曲を含めた全6曲を収録しています。 XFD動画はこちら↓ 収録曲は以下の通りです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -...



あと些事ですがネギシャワーPのホームページを変更してみました。
シンプルなトップページを作って、そこから色々なリンクに飛べるようにしました。
ただ、他のボカロPのサイトにあるような「discography」のページがまだ出来ていません。
これは近いうちに見様見真似で追加しておきたいと思います。



2022年の抱負の反省

実は、今年の初めに2022年の抱負記事を書いていました(ちょっと失念してました)。

今見返すとなんかフワフワした抱負が多いのですが、具体的な目標で達成できなかったのは「各種理論書を一周以上読む」ってやつだけです。
これはマジの反省なのですが、今年は音楽理論書をほとんど読めませんでした。
『未完のストーリー』を作曲するときに「ザ・ジャズ・セオリー」という本のリディアン・モードのページをチラ見しただけで、それ以外のページは頭から抜け落ちています。
基礎的な音楽理論は子供のころにピアノの先生に教えてもらっていたので、更に高度な理論の必要性を確認できていませんでした。これが達成できなかった主な原因だと思います。
なので、来年の1月中にはこの目標を必ず達成させたいです。おそらく次回のマジカルミライ楽曲コンテストに向けた作曲段階でたくさん読むことになると思います。


「楽曲制作依頼をこなす」という抱負については、今年は3曲納品できたので目標達成と言ってもいいと思います。
多分まだ一つも発表されていませんが、依頼をもらって作曲するのもかなり自信がついてきました。この調子で引き続きやっていきます。


「ブログを積極的に更新する」という抱負は、ブログ記事ではなく、pixivFANBOXの記事制作の方に吸収されていった感じがします。
今年からpixivFANBOXを開設していて、そこで月に一度の活動まとめ記事を書くようになりました。これがボカロPとしてのメリハリを養うのに丁度いいルーティーンになっています。
あと、ひどく短絡的な思想文章だったり、呆れるほどにユルい日記もFANBOXでコッソリ書くようになりました。ただ、これは別にこっちのブログで公開してもいいかもしれません。
ここまで読んでくれているヒトがまさにそうなのですが、このブログページに辿り着けるヒトはちゃんと文章を読み取れる力があるのだという偏見があります。
それを感じたのは一昨年のことで、当時の私は今よりももっとやばい文章を書いていたのにもかかわらず、私の伝えたかったことを正確に読み取った上でコメントをしてくれたヒトが2人いました。
なので、過剰に恐れたりせず、来年はこのブログでも自由に文章を書いていこうかなと今思いました。

加賀(ネギシャワーP)|pixivFANBOX
こんにちは、ネギシャワーPです。 ボカロP・作曲家です。 2016年より、ネット上で活動を開始しました。楽曲は主に初音ミクさんに歌ってもらっています。



ちなみにSNSの方は未だに苦手意識があります。普段の投稿もほぼ味のない定型文で、気絶の状態に近いです。
今年は色々やりたいことが多かったので、去年よりもSNSを見なくなってしまいました。ただ、DMやリプライでのやり取りは去年より多かったので、最低でも1日3分はSNSを出来ていたと思います。
それでもネギシャワーPのSNS運用は本当に最低限って感じなので、来年はこれ以上手を抜かないように釘を刺したいです。がんばってほしい。

全体的な感想

2022年の総括としては、「風呂敷を広げることができた」って感想です。
去年はプロセカNEXTに死ぬほど応募しまくっていたので、その比重が甚だ大きく、良くも悪くもアンバランスでした。
それに対して今年は、去年出来なかったこと(CD制作だったり、即売会参加だったり)を全部回収できました。
バランスは良かったと思います。ただ、置きに行き過ぎたなとも思います。一つひとつのイベントで全部無難に行動してしまったのが少し心残りです。
この心の反動で来年はまたアンバランスな年になるのだろうと思うと気息奄々とした気分になります。
でも未来なんざ予測しようがないし、闇雲に堂々と活動し続ける方が性に合っています。
開き直りはラクで良いよな、って浅慮な自分を皮肉っていた日々でも、そんなの後付けで理論武装しとけばいいじゃん、って重ねて開き直れば楽観できてしまうものです。


ということで、さよなら2022年。
いつも私とミクさんの楽曲を聴いてくれる人々に心からの感謝を!
来年もよろしくお願いします。

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